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ストーリーを無事クリアし、トロフィーを埋めたので第二回。
良かった点とアレな点をバッサリ区切ってお話でも。
今回はストーリークリアまでのネタバレを含むのでプレイ中の方はご注意。
ひとまず終幕
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面白かった!今回は私としては珍しくかなり突っ走ってクリアしましたが、ボリュームもそれなりにあって楽しめました。
クリア時にこのような認定証を貰えるのもなかなか粋ですね。

クリア時間は約48時間、前に起動しながらZUNTATA NIGHT見たりしてたので大体45時間。
目安は40時間前後との事だったのでまぁ普通でしょう、真面目に探索してればもっと掛かります。
クリア時のレベルも50ピッタリと、どうでもいいですが気分は良いです。

さてさて、まぁ皆さんプレイして無くても聞こえてくるであろう
前回の記事以降のゲーム展開の話をまずしましょうかw

リニア急展開
今までは稀に重いストーリーを挟みつつもレジャーを楽しんでいたものの
それは9章で終わりを迎えました。

~9章 後半~
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水神リヴァイアサンとの激闘、必死に戦ってましたが
裏では多大な被害を被っていたのでした。

裏では。

~10章~
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その後はリニア進行に掛けているのか、列車で物語は進みます。
イグニスが視力を失い(失明ではない)、仲間達の関係はズダボロ。
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そんな中ダンジョンでは盲目状態のイグニスを介護しながら、即ちゆっくりと移動。
ここで言いたい事は山ほどありますが他所で散々言われてるのでスルーします。
誰が悪いわけでも無いんだ、開発が悪い。キャラだけは責めないで。
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キャンプも出来ますが雰囲気がダメなら料理もダメ(イグニスが料理担当の為)
挙句の果てにプロンプトの写真すら誰も興味を示さない程に。

なんやかんやでボスを倒した所で仲間達の関係は多少回復します。

~11章~
さて切り替えて進んでいくぞ
と思った矢先にプロンプト離脱。
よりによってお前かよ。

話せば長くなりますが、まぁ敵の罠にノクティス含めて嵌められました。
ゲーム的には列車に近づいてくる敵を食い止めるような感じですが
ここは結構面白かったです、攻撃したら自爆するので急いで別に所へ...と


~12章~
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プロンプト居ないけどサクサク進み、いつの間にか仲間たちの関係は完全に元通りに。
案の定退役したアラネアさんに帝国の現状を聞いたりしつつ
なんやかんやで氷神シヴァの力を得ていよいよ帝都へ突撃。
というかプロンプト居ないと写真撮れないというブログ殺しやめろ。


~13章~
いきなりバーンアウトが始まり、レガリアが大破するもなんとか侵入成功。
なんとなく予想はしていたがグラディオとイグニスとは離別してしまうことに。
普通にちょっと頑張れば合流出来そうな気もするが突っ込んではいけない。

そして始まるバイオハザード、孤独・恐怖・暗闇の三点が揃って怖いのなんの。
こういうゲームだと分かってたら間違いなく買ってない程の別ゲーのホラゲーでしたが諦めずに進む事に。
本気でビビリまくってましたよ!!
途中で宿泊も出来ますがイグニスが盲目でプロンプトも居ないのでお察し。
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進んで行くと帝都の現状、魔導兵の実態、ラスボスの事などが次々と明らかに
...なんですが色々と惜しいんだこれがまた、後で語りますが。

なんやかんやあって物語は10年後の世界へ-------
なんやかんやはなんやかんやです。

~14章~
アラサーと化したノクティスは仲間を求めて宛てのない道を行く。
FF6よりも酷い変わり果てた世界に驚きつつも、割と元気な仲間達と合流します。
そして舞台はラストダンジョンへ、帝都がラストだと思ってたのでびっくり。
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その舞台は王都インソムニア、早い話が実家です。
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ここはまさに現代日本の都会でそのまま時が過ぎたような見た目になっており。
店の看板や高層ビルなど、見所たっぷりで楽しめました。
その代わり出てくる敵は恐ろしく強いものばかりですが、大半は無視できます。
帝都とコレの長さをそのまま逆にしてくれたらなぁ...帝都も良かったけどシステムが悪い。

で、ラスボスを倒して終わりですね。
後半は(ほぼ)一切のキャンプが不可能、仲間も心身共に大きく変わっていきます。
しかしそんな事が起こる前(チャプター8以前)の状態に戻す機能もあります。

悪い点
今作について、バッサリと書いていきます。
逆にここで挙げる以外は基本的に良い点だと思っていただければと。

・ラスボス戦が微妙の一言。
やってた最中はなんやかんやで熱狂してました、お前こんなこと出来るのかよ!なんて
辛勝を勝ち取り、満足した上で冷静になって考えたのですが...

まず、ラスボスが結局人型のまま。
シガイ化している事が明らかになった為、最終形態でもう大変気持ち悪い姿になって襲いかかってくるかなと身構えていたのですが、あーこれで終わりか、と。
別に人型なのは良いし小心者の私としてはむしろ有難いのですが、もっと奥の手というか更なる黒幕というか...
というのもですね、コイツ全然苦戦しなかったんですよ。
というかシステムが悪い、敵がある程度強くてもアイテムを使う際に時間が止まるのでハイポーションとエリクサー持っていけばどうにでもなる。 
最終的に思うように動かなくなったノクティスで必死に戦う事になるのですが、結局危なくなったらポーション、それもタイミングとか関係なく自由に使えて...
そのシーンではジャンプやシフトもガードも使えず、常にピンチ状態のような形で戦うのですが
その割に相手は割と元気なのでやっぱりポーション片手に大人の勝ち方をしているようで気味が良くない。
下手なのもあるでしょうが、そもそもまともに動けないのでこうするしか無かったと思います...
それが終わればタイミング良くボタン押すだけでそのままエンディング...やってた瞬間ですら違和感感じましたね。
後に知ったことですが、最後のボタン押すのもスルーしてOKみたいですしね。

最終的に追い詰められた所で味方と合流して、ラスボスも最終形態になってラストバトル!と勝手に妄想してたり。
王としての〜、っていう理由でソロバトルだったんでしょうが、そこは仲間との絆があってこそとか、そういう少年漫画的な理由で良かったんですよゲームだし。

実際面白かったのも第一形態だけ、リヴァイアサンの時にもあったけどあの謎モード空中バトルはもっと練習させてくれないと意味わからんし。
GNソードビット飛ばしてるだけで倒せてしまいました。
その面白かった第一形態ですら後述する便利なガード機能による待ちガイル戦法が最適解というのも...


・仲間のAIが結局大した事ない ・邪魔だし批難される
高水準ではあると思います、戦闘中もなかなか良い動きしてくれるのですが。
今作はガード方法が割とヌルく、MP消費すると言ってもやっぱり押してれば勝手に避けてくれるのは簡単と言えます。
しかし仲間はそんなことほとんどしません。
そして、敵はそのヌルいガード戦法前提の激しい攻撃をしてきます。
するとどうなるでしょう?仲間は防ぎ切れずにササッと死んでいきます。

よくネット上で言われている「味方の介護ゲー」というのは言い得て妙、悔しいですがお世辞にも連携を楽しめたとは言えません。
連携に関してはほとんど演出なので、リンクアタックやコマンドに関しては条件満たせば勝手にやってくれるので別に味方の状況まで気にする必要が無いというのもまた。
それならガンビットで良かったんじゃ無いかとすら思えるほど。

戦闘はまぁ結局主人公が頑張ることになるのは良いのですが
問題はフィールド上、特に街の施設の中。
ここでも仲間は基本的に付いてきますが、そこそこ自由行動もするので狭い場所で引き返そうとすると当然邪魔になります。
そして今作では無駄にリアルな味方の心情があり、味方に当たろうとなると「おっと」と言う風に避けてくれます。
これだけでも「なんか悪いな」という雰囲気になるのですが、そのタイミングでノクティスがいかにも邪魔くさそうな声を出すのがまた減点ポイント、かと言って人間1人ほどの間隔しかない道ではそんな事はいくらでも起こりますし防げません、特に店で食事した後には頻発します。
そして更に、スピードがあると起こるのかわかりませんが、たまに「味方を押しのけた」と判定されるようであり。
「痛いってノクト!」「何を焦っている」などと非難される事もあったり、これただのストレスです、完全に不快ですし不要です。
単調な移動の際に会話が楽しめるのは良かったんですけどねぇ。

恐らく凝って作られているのでしょうが、後半に関しては出来る事なら今すぐ消してほしいほど。
ぶっちゃけた話、ストーリーなんて楽しいレジャーでぶっ飛ばせるほどポジティブに楽しんでいるのですが、こんなところでモヤモヤするのは嫌なんですよ。
正直なところ、信者やら擁護やら言われようと褒めたい点は幾らでもあるのですが、ほんと無駄なところで損してます...


・ゲームオーバー回避
今作ではHPが0になるとピンチ状態になり、その上で時間経過や更にダメージを受けると最大HPが減り。
そして最大HPが0になると戦闘不能、ノクティスが戦闘不能になるとゲームオーバーというシステム。
しかしその戦闘不能になった際にも、時間内にフェニックスの尾などの蘇生を行えばあっさり回避出来てしまうんですよ。
何度か起こったので有難いには有難いんですが、ヌルゲーを加速させてます...
とはいえ即ゲームオーバーにしてしまうと、今作でも例によって即死攻撃してくるヤツも居るので一転して鬼畜ゲーになってしまうワケですね、鬼畜とまではいかないけど。


・魔法巻き添え
今作の魔法は範囲が広く、自分も味方も巻き添えになります。
これがまた厄介で、味方は痛がったり批難したり、やっぱりしてきます。

「魔法使うなら先に言え!」

じゃあ「先に言う」コマンドを寄越せ!!と
魔法の注意喚起どころか、味方への指示なんてコマンド攻撃ぐらいなのでロクに動かせません。
DLCで無効化できるアクセサリが出ましたが、そうじゃねーだろと。
まぁ解決したから良いんですが、不要でしたね...


その他、リニア進行のストーリー周辺が後戻り出来なかったり(戻りたくないけど)
一部キャラの明らかな描写不足など、ちょっとDLCに丸投げ感が否めないというか
もう名前も覚えてないレベルですが敵の将軍さんとか、アレDLCですら描かれるか怪しいですよポジション的に
序盤で強キャラ感出しといて次会った時には遺体、からのゾンビ化。
10章以降のノクティスだけ上げておこう感、それもそのはず、後の3人はDLCの追加エピ控えてますから。
...それもそのはずじゃねーよ。

 


良い点  
・プロンプト全般 
稀に鬱陶しいですが旅の気分を高めてくれたキャラは評価。
そして彼のスキルである写真、ブログとしては勿論ですが純粋に見返してみるだけでも良い。
各キャラがコメントしてくれるのも良いですね。

ストーリー上の彼としては、終盤の離脱は残念ですが
その後の再会シーンはとても良かったですね、特に帝国民である事を打ち明けるシーンは名場面だったと思います。
そのシーンの気の抜けた締め方もまた良い、いい意味で「FF15らしい」と言えるでしょう。

ゲーム的な性能としては残念極まりない気もしますが(紙装甲なのに猪)
かと言って他のキャラもどうせお荷物なので今更感。


・遺跡
これめっちゃ面白かった。
自分でジャンプ出来る代わりに便利なアイテムとか一切ないゼルダみたいな感じです。
クリア後のお楽しみ要素にしてはセーブ出来る間隔が妙に長かったり、入退場の際に離着陸ミスって死んだりするのは勿体ないですが。
「FFに望んでるもんじゃない」と言われたらそれまでですが、1ゲームの要素としては面白かったです。
DLCでこれ増やして欲しい。


・レジャー(釣り・料理)
釣りに関してはやや面倒ですが、やってみるとハマったり。
結局ノクティーガーになるまでやりましたが、良くある「ミニゲームとしての釣り」に比べるとアクション性があって良かったですね。

料理は言わずもがな、最高の一言。
種類が豊富で、料理そのものも良いですがレシピを思いつくシーンなんかもお気に入り。
店で食べて学んでキャンプで作ってもらう、という一連の流れが好きすぎた。
 


 

総評
まぁ一言で表すと

クオリティは高いけど完成度が低い

これに尽きます。
惜しい点がいくつもある、それに関してはもう良いです。
けどDLCに丸投げなのをどうにかして欲しいもの。
各キャラの過去を描く!とかなら良いんですけどね。
なんかそのせいで本編描写不足すぎないかという。
これに関しては論外。

頑張って欲しかったもんですが、開発期間を長くした結果急な路線変更とかあったらしいので
つまり必ずしも煮詰めたら美味しくなるわけじゃ無いんだなーと。


あとはまぁ、一番の不満は街での味方キャラが邪魔だとしか言いようがない点でしょうか...
ここは上で言ったので割愛しますが、もうすり抜けても良いんじゃない?

結局この記事も書く気が全然起きず、ちょっとずつ書いてたので途中でDLC「モグチョコカーニバル」だったり、アダマンタイマイだったり色々ありました。
アダマンタイマイは結局インパクトだけは凄いですが結局無駄に長いだけでエリクサーゴリ押しなのはそのまま。
意味不明な判定なので避けようにもどうしようも無いしそれしかない。

モグチョコは結構楽しめました、本編の「ここは良かった」点がミニゲームになってたりね。
そう、機銃ですよ!これは楽しかった!!
ただ折角の楽しげな雰囲気なのにノクティスしか居ないというのがまた...
こういう時は居て良いんだよ...楽しんでる会話を聞きたかったよ...


DLCはまだ控えてますが、ここで切ろうと思います...
プレイはしますけどね、余程の事が無い限りもう記事にする事は無いかなーと。

これまた続編とか出し辛そうな終わらせ方にしやがりましたが
FF7だって原作では世界は微妙ですが少なくとも「クラウド達」は確実に終了してるはずなのにアドベンドなチルドレンだったので
その辺はどうにでもなるでしょう、それで逆に矛盾が増えたらたまったもんじゃないですが

頑張れFF15!!まだ何かあるだろ!!